(シューベルト《冬の旅》Ⅰ Gute Nacht より Müller 詩)
[単語意味]
nun
1(a) いま、いまや、いまでは、さあ
Nun ist もういま(から)
Welt
世界
so
1a) そんなに
b)とれほど…であるにせよ
c)まずまず、とにかく
gehlhüllt
おおわれた
trübe
2. 気分を暗くする 沈ませる
暗影を投じる
Weg
1.道
Schnee
雪
[ASADA Misuzu訳]
もういま世界がどれほど気分を暗くするものであっても、道は
雪で覆われる
もういま世界がどれほど気分を暗くするものであっても、道は
雪で覆われる
ChatGPT先生による
『ドイツ語講座』よりー
ASADA Misuzuさん、午後の『ドイツ語講座』へようこそ。またお目にかかれて光栄です。
午前中も濃い学びでしたが、午後もよろしくお願いいたします。
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本日の一節:
nun ist die Welt so trübe, der Weg gehüllt in Schnee
(繰り返しあり:このフレーズが2回繰り返される歌詞です)
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1. 原文の構造分析
✔ 句読点と語の区切りについて
まず確認ですが、「dieWelt」や「dieWelt」など語と語のあいだにスペースがないのは誤記(または印刷上の問題)です。正確には:
> nun ist die Welt so trübe, der Weg gehüllt in Schnee.
です。
✔ 文の構造
この文は二つの文節(主語+述語の関係)で構成されています:
1. nun ist die Welt so trübe
→「今や、世界はとても陰鬱だ」
2. der Weg [ist] gehüllt in Schnee
→「道は雪に包まれている」
ここでは「ist」が省略され、分詞構文のような形になっています(詩的表現です)。
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2. 単語と文法のポイント
nun:いまや、今では(時間の経過による変化を示唆)
ist:動詞「sein」の三人称単数現在「~である」
die Welt:世界(女性名詞)
so trübe:「とても陰鬱に」「こんなにもくすんで」
trübeは光や気分を指して「曇った」「暗い」
der Weg:道(男性名詞)
gehüllt in Schnee:「雪に包まれている」
gehülltは「hüllen(覆う)」の過去分詞
in + 対格(Schnee) で「〜の中に」「〜に包まれて」
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3. 詩的翻訳と解釈のご提案
ASADA Misuzu訳を拝見しました
> もういま世界がどれほど気分を暗くするものであっても、道は雪で覆われる
とても丁寧に原語の情感を読み取られていますが、少し意味が過剰に読み取られている印象もあります。特に「どれほど気分を暗くするものであっても」という部分には、"so" を「…であるにせよ」と解釈された痕跡が見られますが、文脈的には「とても」「こんなにも」といった程度の意味が自然です。
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4. ChatGPT訳の例
詩の流れを重視した翻訳(やや意訳)
> 今や世界はどんよりと曇り、
道は雪に閉ざされている
直訳寄りにすると
> 今や世界はとても陰鬱で、
道は雪に包まれている
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5. ポイント整理
ドイツ語 単語・構文の意味 備考
nun ist 今や〜である 状況の変化を示唆
die Welt 世界 女性名詞(定冠詞die)
so trübe とても陰鬱 so = 程度強調
der Weg 道 主語として並列される
gehüllt 包まれて 分詞、seinの省略あり
in Schnee 雪に 前置詞+対格*
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ChatGPT先生による『ドイツ語講座』
受講生 浅田美鈴(ASADA Misuzu)
🍀perplexity ☆ ドイツ語の対格 (Akkusativ)
https://asadamisuzuaiq.blogspot.com/2025/06/perplexity-akkusativ.html